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【超短編】おじゃまします

とある昼下がりの都内麻布の高級食材店にその夫婦はいた。

「ねぇ、陽クン、今日はステーキ焼いてあげようか♪」
「お、いいねぇ、トレーニングもしてきたし、タンパク補給しないとな。頼むよ」
微笑みながら今夜のディナーの相談をしている新婚夫婦。旦那はプロゴルファーの新見陽一。昨シーズンも惜しくも逃したものの、最後まで賞金王タイトル獲得に絡んでいた実力者である。妻は最近結婚を期に芸能界を引退した、元某アイドルグループを卒業してタレント活動をしていた新見江美。
二人はこの食材店に程近い高級マンションに最近入居してきた、新婚セレブ夫婦である。

江美の方は深くキャップを被り目立たないようにはしているが、知っている者が見れば一目瞭然である。人気絶頂までとは行かなかったものの、コアなファン層に根強く支持され、引退発表の時にはさぞ惜しんだオタクファンも多かったことだろう。
しかし、今では年間億単位で稼いでくる若き伴侶を得て、以前から夢見ていた『可愛い奥様』にようやくなれた幸せの絶頂期でもあるだろう。

「陽クン、帰りにすぐそこのジュエリーショップ寄ってもいい?頼んでおいたブレス出来上がってるみたいなの♪」
「あぁ、いーよ。ついでに俺もなんか買おうかなー」
人目も憚らず手を繋いでショッピングを楽しんでいる様を、買い物客に交じって目で追っている人物が一人。
彼の名は小林淳也。ストーカーでもパパラッチでもない。しかし、明らかに何か目的があってこの二人を尾行しているようであった。

一通りの買い物を終え、そのまま徒歩でマンションの入口まで帰ってきた陽一と江美は、ここで不意に後ろから純也に呼び止められた。
「あのーすみません」
「は?何か?」
「いえ、僕は小林淳也と言いますが、その~、今日『おじゃまします』ね!」
二人とも不意を突かれたように一瞬声を失っていたが、ハッと我に返ったように陽一の方が、
「………!!、おおっ、淳也君かぁ、オッケーオッケー、大歓迎だよ。なっ、江美」
「うんっ♪淳也さんが来てくれるなんて、嬉しいよねー、陽クンッ♪」

まるで旧知のそれもかなり歓迎に値するような人物への応対のようだが、新見夫妻と淳也はこれが初対面であるし、全くうだつの上がらないその日暮らしの20代男である淳也を見て、通常なら不審がるばかりで、歓迎など絶対に有り得ることではない。
しかし、今はどうであろう…。まるで大歓迎の様相でセキュリティ万全のマンションゲートを身内同様の扱いで難なく通過し、彼らの愛の巣へと導かれていってしまった。

「さぁ、どうぞー♪ちょっと散らかっちゃってますけど…許してくださいね♪」
「とりあえずリビングのソファにでも座って寛いでよ、今ワインでも開けるからさ」
豪奢なインテリアで飾られ、白を基調に統一された室内に入り、20畳はあるであろうリビングのフカフカなソファに、当たり前のような図々しい態度でドカッと座り込む淳也。明らかに不釣合いである。

「どうぞ、お構いなく。っていうか、僕が尋ねてきてそんなに嬉しいですか?」
「当たり前ですよー♪だって、あの淳也さんじゃないですかー、もう大歓迎です♪」
「そうそう、まさか淳也君が来てくれるなんてねー、驚いたよ」
「そうですか、それはどうも。おっと、そう言えば陽一さん、昨シーズンは惜しかったですねー」
「そうなんだよねー、でも次は絶対獲ってみせるよ。もうオフの今からトレーニングも励んでるしね」
「それは楽しみですね、それから江美さん、結婚おめでとうございます」
「あはッ♪わー淳也さんにお祝いの言葉もらっちゃった!嬉しいですー♪」
こうした時の江美の表情は現役芸能人の時のままの趣があり、画面を通していつも見ていた淳也にはグッとくるものがあった。

「そんなに喜んでもらえるとは、逆に嬉しいですよ。じゃあ、お言葉に甘えて今日は歓迎してもらおうかなー、わがまま言わしてもらうけどいいですよね?」
「もちろん、淳也君のわがままはいくらでも聞かないとね」
「そうそう、バチが当たっちゃう♪」

「じゃあ、早速、今晩ここに泊まっていってもいいですか?」
「ああ、そんなことかー、もちろんだよ。なっ、江美」
「ええ、是非何泊でも泊まっていってくださいね♪」
立場上一般人との軽率な付き合いに対しては警戒心を抱かなければならないスポーツ&芸能系新婚夫婦の新居に、初対面にも関わらずこうも図々しく入り込んで、尚且つ宿泊の承諾まで取り付けるとはどういうことなのか…。もうお分かりかと思うが、淳也の『おじゃまします』の言葉には、他人のパーソナルエリアに強引に入り込み、それをコントロールできる特殊な力がある。
故にいくら社会的上位にあるセレブ夫婦だろうが、今の淳也の『おもちゃ』に過ぎなくなっている。

「実は僕、現役時代の江美さんのファンだったんですよ。嬉しいですか?」
「きゃーっ、ねぇ、陽クン聞いた?私、すっごく嬉しいんだけど♪」
「そうだったのかー、それは旦那としては鼻が高いね」
「なので、今日は江美さんと色々と仲良くしたいんですけど、そんなわがままでもいいですよね?」
「もちろん、お安い御用だよ。仲良くしてもらった方が旦那としても嬉しいしね」
「淳也さんと仲良しになれるなんて、超ラッキーかも♪」
その『仲良し』がどういうことか分かっているのかね、この二人は…。

「じゃあ、仲良しの証はやっぱり『ディープなキス』からでしょう、二人だってそうだったんでしょ?僕と江美さんでディープキスしてもいいですよね?」
「えっ、あ、はい♪そっか、やっぱり仲良しは『これくらい仲良しですよー』ってアピールできなきゃ…ですもんね♪」
「江美、しっかりとキスしてもらえよ」
「じゃあ、江美さん、僕の腿の上に腰を下ろしてください。そう、じゃあ、いきますよ」
(チュバ、チュバ、チュー、チュバチュバ)
旦那である陽一を目の前にして、熱い抱擁とともに濃密なディープキスが始まった。淳也は既に有頂天である。テレビ画面やグラビア写真などで何度も妄想世界に引きずり込まれた江美と、今実際にこうも濃密な唾液の交換が、それも最愛の旦那承諾のもと、目の前で堂々と出来るのだ。

「いやー、最高においしいキスですね。陽一さん、奥様教育しっかり出来てるじゃないですか」
「そうかなー、江美はもともと上手だったんじゃないかな、ハハハ…俺もツアーで忙しかったし、実はまだそんなに新婚生活過ごしてないんだよ」
「じゃあ、江美さんは芸能界現役時代に他の男性に訓練されたんですかね」
「えっ…いやだ…いくら淳也さんでも、そんなこと言わせないで下さいよぉ…私だってそれくらいは経験済みですよぉ…」
「まぁ、芸能人とは言え、女性ですもんね。じゃあ、その経験を活かして、『フェラチオ』でおもてなししてもらおうかなー。陽一さん、そんなおもてなししてもらってもいいですか?」
「江美、淳也さんが満足いくようにうまくできるかぁ?」
「あっ、陽ちゃんひどーい!いつも陽ちゃんにもしてあげてるじゃなーい!」
「おっと、そうだったんですね、そりゃ夫婦ですもんね。江美さん、その時は陽一さんが出したものは飲んであげているんですか?」
「もちろん♪愛してる人のですから♪」
「おいおい、江美、淳也さんの前で照れるようなこと言うなよなー」
「じゃあ、僕も陽一さんがいつもしてもらってるような感じでしてもらってもいいですかね」
「はーい♪じゃ、淳也さん、ちょっと脚を開いてくださいねー、ズボンの前を開かせてもらいますよぉ」
「ちょ、ちょっと待って江美さん、いつもする時は服を着たままなんですか?」
「えっ!あっ、いつもはお風呂上りとかだから…裸ですよぉ」
「ですよねー、僕は『いつものように』とお願いしたつもりなんですけど…」
「ほらー、江美、言わんこっちゃない。ちゃんとおもてなし出来なきゃ、これからも色んなお客さんだって来るんだぞ」
色んな客って…こんなおもてなししなければならないのは、『僕だけ』なんだけどなぁー。
「あっ!うっかりしてましたぁ、お客様のリクエスト聞き間違えるなんて…私もまだまだだなぁ…」

そう言いながら江美はさっと立ち上がり、淳也の目の前で履いていたブランドもののスウェット上下を脱ぎ始めた…。いよいよ元アイドル・江美のストリップショーの始まりである。
スウェットの中に着ていたTシャツを脱いでしまうと、黒の上下揃いのブラ&ショーツが現れた。これも一見して海外ブランドものと分かる代物で、ショーツの方は股間部分以外はスケスケレース使いになっている。元アイドルも時間の経過と共に、しっかりと大人の女性になっているものだなぁ…そんな興奮と感動で感無量となっている淳也をよそに、江美の脱衣ショーは更に続き、ついに彼女の肢体を覆うものは何もないスッポンポン状態になってしまった。
江美のオッパイは、細身の身体とのバランスがいい適度な膨らみで、27歳になった今でもしっかりと上向きの張りを保っていた。股間の三角地帯には、これまた程よい量の陰毛地帯が広がっており、上品この上ない。アイドル時代から『ご令嬢アイドル』の通り名で呼ばれていたのは、嘘ではなかったらしい。身体全体から手塩にかけられた育ちの良さのようなものが感じられた。

もうこの時点で、淳也の一物ははちきれんばかりになっていた。それはそうであろう、これまではグラビア写真を眺めて、その水着姿の下に隠れている秘所を想像するしか方法が無かったのに、今目の前に現物の元アイドルの生まれたままの肢体が蠢き、そのまま自分の屹立した一物が待つ股間の間にしゃがみこんできたのだ。
「はい♪これで準備完了ですよぉ、あ、淳也さん、もう大きくなってる♪じゃあ、しっかりおもてなしさせていただきますね♪」
(ハムッ、レロレロ…ピチャピチャ…チュバチュバ…)
「おおお…っ!これは気持ちのいいおもてなしですねー、かなり上質なおもてなしですよ、これは」
「うれしい♪じゃあ、もっと頑張っちゃおうっと!」
「よかったなー江美、褒めてもらえて」
おかしな構図である。初対面のいかにも怪しく不潔そうなヤサ男に、自分の愛妻が目の前でフェラ奉仕をしているのにそれを笑顔でみつめる旦那、そしてフェラをしている当の江美も、喜んで舌奉仕をしている始末…。
「うっ、もういきそうですよ、江美さん…じゃあ、陽一さんと同じように、しっかり全部飲み干してくださいね」
「ふぁーい♪」
「うっ!!!(ドピュッ!ドピュッ!ドクドク…)」
遂にやった。淳也は現役時代の握手会でほんの数秒手を握ったことがあるだけの元アイドルの体内に、自分の汚れた欲望がぎっしりと詰まった白い迸りが、大量に流れ込んでいく充足感に包まれながら、最後の一滴までを搾り出していった。

今まで何度も夢に描き、オナニーのオカズとして何度妄想の中に登場してもらったかわからない江美の肢体を、この後もいくらでも弄べる喜びに、純也の一物は一発の射精くらいではびくともしないといった様相で、再びその屹立の勢いを取り戻していた。

「江美さん、いやー気持ちよかったですよ。最高の舌使いでのおもてなしでした」
「アハッ、それほどでも…でも褒めてもらえて嬉しいですー♪」
「へー、江美もやれば出来るもんだな」
何とも奇妙な会話である。今や淳也に手玉に取られて『バカ夫婦』と化しているこの二人には、この異常さが全く分かっていないのだ。

「江美さん、じゃあそろそろ“子作り”…しましょうか」
淳也は唐突に切り出した。
「え?子作り…?」
「そうですよー、本当に歓迎したい人ならば、その人の子を宿したい…って思って当然じゃないですか、ねぇ、そうですよね?陽一さん」
「え、あ、あぁ、もちろん。江美、淳也さんに子どもを授けてもらって、しっかり育てないと」
「そっかぁ…そうですよねー、せっかく淳也さんに来ていただいたんだから、その証をしっかりと残してもらわないと…淳也さん、よろしくお願いします♪」
「了解。じゃあ、早速ベッドルームに行きましょう。陽一さん、ベッドルーム借りますね」
「うん。江美のこと、よろしくね」
淳也と江美は連れ立って、本来陽一と江美の愛を育むはずの二人のベッドルームへと入っていった。

「じゃあ、江美さん、おもてなしと愛情を込めて、僕のために大きく脚を開いたままオナニーして、僕を迎え入れる穴の滑りをよくしてくださいね。僕はおもてなしの記念に、その姿をビデオに納めておきますので」
「はい…」
歓迎したい、迎え入れたいという気持ちは高まっても、そこは育ちのよい元アイドルである。男の前で自分の恥部を曝け出すことに、少し恥じらいを見せる姿が、更に純也の欲望に火を注ぐ。
「あっ…あん…あっ、あぁぁ…」
目を閉じ、かすかなでもクリアーな喘ぎ声を漏らしながら、純也に向かって大股開きのまま、小刻みに股間に当てた指先で、敏感な部分を刺激する江美。
淳也は江美のその姿を、一部始終ビデオに納めている。
元アイドル&現セレブ奥様のオナニーショーである。これは闇ルートで一体どれくらいの値が付くのであろうか…と思わせるほど、貴重でいやらしい光景がどんどん収録されていく。

江美の秘部は、もう既にローションでも垂らしたのではないだろうかと思わせるほどに濡れまくっていた。体質的にも愛液を分泌しやすいのだろう。秘部をまさぐっている手も、同じように愛液で光り輝いていた。
「じゃあ、江美さん、そろそろいくよ」
「あぁぁ…はい…どうぞ…」
江美は大股を開いたまま、淳也を迎え入れるように両手を開いて差し伸べてきた。

「はぁぅ…ああっ…!」
淳也を迎え入れた江美は、オナニーの時とは違い、今度は確かな声量の喘ぎ声を発し始めた。
「ああ…江美さん、最高に気持ちがいいオ○ンコだよ…元アイドルのオ○ンコ…最高だ…」
「あっ、あっ!…う、うれしい…ですぅ…あぁぁぁっ!」
この喘ぎ声の声量では、隣の部屋にいる陽一に丸聞こえのはずである。しかし、今の陽一には、この喘ぎ声を聞いて激怒するなどとんでもなく、逆に江美がしっかりと大事なお客様を歓迎していることに満足を感じているはずであろう。
これではどこぞの歓楽街のポン引きのお兄さんと同じではないか…妙な征服感が淳也の興奮に拍車をかける。

「江美さん…もうダメだ…出すよ…いっぱい出すから、ちゃんと受け止めて僕の子を宿してね…」
「あぁ…は、はいぃ…たくさんくだ…さい…あっ!あぁぁぁぁぁぁっ…!!!」
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
立て続けの二発目なのに、一発目よりも勢いがあるのではなかろうかと思われるほどの熱い迸りが、江美の下腹部奥深くへと噴射されていった。

「ふぅ…陽一さん、どうもありがとうございました。おかげで心地よく“種付け”出来ましたよ」
放心状態の江美をベッドに残したままベッドルームを後にした淳也は、リビングでテレビを見ながら寛いでいた陽一に声をかけた。
「それはよかった。これで江美が淳也君の子どもを宿してくれたら、最高だね」
「ははは、そうですね」
全くバカな旦那である。
「陽一さん、これからも時々“おじゃまします”けど、いいですよね?もし今回で江美さんが孕まなければ、何度でも“種付け”しにきますよ」
「そうだね、いつでも大歓迎だよ」
「そうそう、僕が“種付け”をしなければ意味がないので、陽一さんは今後江美さんとセックスしないでくださいね」
「あ、あぁ、そうだよね。まぁ、そっちの方は淳也君にお任せするよ」
「どうもありがとうございます。それじゃあ、今日はこの辺で、お邪魔しました」

淳也は、今後も執拗に彼らの家を訪問し、憧れだった江美をより従順な性奴隷に仕立て上げる算段をあれこれと考えながら、いずこへと去っていった…。


(超短編:おじゃまします<完>)
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