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マイルーム(20)*結界・催眠系

学校からの帰宅途中、いつものように千夏の手綱を引いて歩いていたが、心なしか千夏の様子がおかしい。何か沈んでいるようなのだ。
いつも明るさと無邪気さがウリの“美少女犬”だけに、多少心配になって、
「千夏、元気ないな。どっか体調でも悪いのか?」
「ううん…何でもないョ…」
はやり声にもいつもの張りがない。これはおかしい。
「何でもないようには見えないぞ。自分でもいつもの愛犬らしい元気さが出てないこと、気付いてるだろ?」
「…そんなの知らないっ、だって千夏、愛犬じゃないもん…」
「!?」
一瞬、結界力が失せたかとヒヤリとしたが、そう言った千夏の様子は、以前起きたお寺でのアクシデントの時のような、シリアスめいた雰囲気ではなく、どこか拗ねている様子なのだ。

その瞬間、僕はなるほど…と気付いた。
そういえば最近、千夏のことをあまり可愛がってなかったな…。セックスは綾子さんで満足していたし、ミッシェル先生の陥落策で忙しかったし、家事的なことは美佳さんと接することが多かったし…。
その周りでいつも千夏は、可愛い愛犬らしく振舞おうと、おちゃらけたことを言ったり、はしゃいでみたりしていたっけ。
僕に気があるのか…?いや、違う、千夏は愛犬として飼い主に愛されたいのだ。本来愛犬は、飼い主が愛せば、その数倍のパワーでその愛情を返そうとしてくる。
千夏はまさに、それを演じたいのだ。そういう愛犬でありたいと常に意識してきたが、ここ最近の、飼い主である僕のそっけなさに、どう対応していいか分からず、こんな拗ねた態度をとっているのだろう。

やっぱり可愛い美少女犬だなぁ。
「千夏、今日の夜は久々にいっぱい可愛がってあげるよ」
そう言いながら、千夏の頭をナデナデしてあげると、
「ホント!?やったぁ!!」
無邪気なものである。さっきまでの陰鬱さは、まるで無かったかのように晴れやかな表情になり、足取りも軽く、帰宅の道を急ぐこととなった。

家に着くと、まだミッシェル先生と美佳さんは帰宅していなかった。
庭には、結構立派な飼育小屋が完成しており、今さっき作業を終えたと見られる二人の大工が、綾子さんのお茶のもてなしを受けているところだった。
夕方のケアのために訪れている、飼育係りの住職は、せっせと飼育小屋の中を整えている。

小屋の中は簡素な作りで、入り口を入るとすぐに、住職の腰高くらいの高さで手綱を繋ぐ丸太の梁がかけられている。もちろん、その手綱はミッシェル先生に付けられた鼻輪に繋がっており、この小屋の中では、起きているときも寝ているときも、常にその手綱を通じて梁に繋げられっぱなしの状態になる。
床はリクエスト通りに目の細かい金網製になっており、今後ミッシェル先生がいつも垂れ流すことになるであろうオシッコや、身体を洗う際の水が、金網の下の地面に吸い込まれるようになっている。

この小屋の四方は、これもリクエスト通りに高価な緩衝性プラスチックガラスで囲まれており、小屋の中は完全に丸見え状態になっている。しかし、上部は風通しのために吹き抜けになっているし、天井には換気扇も付いているので、中が灼熱地獄になることはない。冬場はその吹き抜けを閉じ、いくつかの防寒対策をしてあげればよい。

これでミッシェル先生の住環境は整った。
僕は、住職や大工達へ簡単な挨拶を済ませ、学校で思いついたアイデアをノートに記載した。

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○ミッシェル先生が発する「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ただいま」「行ってきます」この5種の挨拶言葉は、全て牛の鳴き声「ンモ~」に統一される。周囲はそれで意味を理解する。
○ミッシェル先生は、オシッコの排泄を自制できない。自らも排泄していると認識できず、いつでもどこでも垂れ流しの状態になる。周囲は先生が排泄する液体をオシッコと認識できず、ただ床が濡れているということで処理する。
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これでよし…っと。
二人が帰ってきたときが楽しみだ。ちょっとした“オマケ”も追記してあるしね。

満を持して待っていると、ようやく美佳さんとミッシェル先生が帰ってきた。
「ただいま帰りました」
いつものおしとやかな美佳さんの声と重なるように、
「ンモ~ッ」
可愛くもくぐもった牛の鳴きマネ声が、玄関先で響き渡った。これには笑えた。予想通り、シナリオ通りの展開なのだが、実際の事象に直面した時の感動はひとしおである。

「おかえり~」
綾子さん、千夏、そして僕の声がほぼ同時に二人を向かえた。
「先生、美佳さん、おかえり。…で、どうだった?」
僕は急ぎ早に問い掛けた。
「ええ、病院とタトゥーショップ、無事終わりました」

そう答える美佳さんの横で、早速疲れる人間様の衣装を脱ぎ捨てて、真っ裸になり、ようやく開放されたとでも言わんばかりの、ほっとした表情で四つん這いに戻ったミッシェル先生を見やると、彼女の鼻の中央には5ミリ弱の穴がしっかりと開けられ、そこに事前に美佳さんに手渡しておいた銀色の鼻輪が、しっかりとはめられていた。
その鼻輪の直径は3センチ程で、目立ってはいるが、筋の通ったキレイな鼻の形を崩さない程度の大きさである。
そして、四つん這い姿の右側のオシリのあたりには、まだ掘り込んだばかりの様子が生々しく分かるが、大きく“飼育アメリカ産牛”とくっきりの黒文字で掘り込まれていた。
これで、僕が細工した尻尾を埋め込めば、予定通り、そして先生の望み通りの牛化が完了することになる。

しかし、その前に…。
先程から庭先でお茶を飲んでいた、二人の大工がこちらを見て、驚きと欲望に満ちた眼差しでミッシェル先生を見つめているのを確認していた僕は、
「先生、お疲れ様。ようやく念願の牛らしくなれたね。ほら、あそこで大工さん達も惚れ惚れした目で見ているよ」
「ありがとう。すごく疲れたわ。あの大工さん達が私の住む小屋を作ってくれたの?」
「そうだよ。ほら、近くにいってお礼してこなきゃ」
「そうね、じゃあちょっとご挨拶してくるわ」
そう言って、まだたどたどしい四つ足歩行で、既に溜まったミルクでタプタプになっているおっぱいを揺らしながら、大工たちの待つ庭へと下りていった。

(21)に続く…。
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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

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